パーソナル・トレーナー、池澤智です。

昨今、「痩せたい」と言っている人たちが理想とする体は、単に痩せて細いだけではなく、メリハリのある体です、というお話を前回お伝えいたしました。世界的に見ても、女性の体の美の定義は、必要な筋肉が備わった体へと向かっていて、「絶対に筋肉をつけたくない!」「ただただ細ければいい!」という人達は減っているのがここ最近の傾向です。

「筋肉をつけること自体が痩せること」である。このポイントを、まずは皆様に知っていただけたらと思います。

美しい体には絶対的に筋量が必要となり、筋肉をつけるために行うトレーニング方法は、有酸素運動ではなく無酸素運動です。

ここでみなさん、「あれ?」と思いませんか?

痩せて美しいメリハリのある体になるためには、筋量が必要なのは理解できたけれども、一般的に「痩せたい」人たちがまず取り組む運動は、有酸素運動(例えば長時間マラソンしたり、プールを何往復も泳いだり)であることが少なくないのではないでしょうか?

では、美しい体を作るためには、無酸素運動と有酸素運動、どちらをしたらいいのか?まさにここを正しく理解することが、あなたが理想通りのカラダをつくる上で、とても大切な要素になります。

これから皆さまが、確実に理想のカラダを手に入れていただくための基礎的な知識として、まずは、無酸素運動と有酸素運動についてお伝えさせていただきます。

まず、無酸素運動について。無酸素運動とは、息を止める運動ということではなく、エネルギーのベースとなるものが「糖質」であることを意味します。「脂質」をエネルギーのベースにするのではなく、糖質をエネルギーにする、ということ。つまり、使ってるエネルギーの根源となってるものが「糖質」のものを、無酸素運動と定義することができます。

その「糖質」は短期間の運動で燃えます。30秒〜それ以下のイメージです。言い換えるならば、30秒以下の動きは全て「糖質」を使う運動ということができます。

一方で、使ってるエネルギー材料が「脂肪」のものを有酸素運動といいます。実際に、脂肪が燃える時には酸素が必要になるためです。脂肪は、運動を始めて30分以上経過してから、やっと燃え始めます。ここが有酸素運動にはいりはじめるタイミングの目安であり、この時、カラダでは何が起きているか?というと、カラダの中の「糖質」がエネルギーとして使われていて、脂質が“ちょっと”使われ始めている、そんなイメージです。

私たちTWでは、無酸素運動を中心としたトレーニングで、理想のカラダを実現させるメソッドを構築しています。何故ならば、効率的に結果を出すことができるからです。

そのメカニズムについては、次回お伝えしてまいります。

パーソナル・トレーナー 池澤智