パーソナル・トレーナーの池澤智です。

今日も引き続き、これまでアメリカで提唱されてきたダイエット方法をご紹介させていただきます。

 

ー1990年代:「アトキンスダイエット」

Dr.アトキンスが提案したダイエット法で、炭水化物を極端に少なくして、脂肪、タンパク質を中心にしたメソッドです。もともと1970年代から研究が進み、1990年代に一躍メジャーになりました。

もともとは、「脂肪は摂取してもいい」というところからスタートしたのですが、実際のところ、脂肪を食べ続けると、脂質のタンクにまた脂肪が入ってくるため、ダイエットとしては非効率だね、ということを理由に、脂質も摂取しない方向に変化していきました。

ローカーボかつ、ローファット。なので、それ以外のタンパク質を食べていきましょう!というのがアトキンスダイエットです。ちなみに、Dr.アトキンスは、ケビンが師事していたドクターです。

 

ー2000年代:「サウスビーチダイエット」

心臓専門医のアガストンが提唱したのが、サウスビーチダイエット。実はダイエットのスペシャリストは心臓専門医が多い傾向にあります。それは、太っていると心臓に負担がかかり、それが原因となって病気を発症していく傾向があるからです。

サウスビーチダイエットでは、ローカーボダイエットからさらに一歩進んで、より現実味を持ったメソッドになりました。

糖質を食事から全て抜かしてしまうと、エネルギーの初動で使うための糖質までなくなってしまうため、その結果、カラダは動きにくくなるのでは?ということに気がついたのが始まりです。さらに、糖質が少なくなると、心拍数があがりやすくなるということもあり、糖質を完全に抜くことは、心臓に負担がかかってしまうということも懸念されました。

そこで新しい考え方として取り入れられたのが、全く糖質を取らないのではなくGI値(グリセミックインデックス)が低いものをできるだけ食べましょう。というもので、これは日本でも結構本が出版されて話題になりました。

肥満症、糖尿病、心臓病などにかかわらず、安心して体重を減らせる方法ということで、人気がでました。糖質制限には変わりないけれども、もうちょっとやわらかくした感じのメソッドです。

 

ー2007年:「ゾーンダイエット」

バリー・シアーズ博士が考案したダイエット法で、1日の食事を、炭水化物:脂肪:タンパク質=4:3:3の割合で食べましょうというもの。

この割合は、これまでのアトキンスダイエットやサウスビーチダイエットの結果から考察されたものですが、これまでのダイエットと違うのは、「1日の食事を5回」にしましょう、というところ。

食事の回数を小分けにすることで、体内の血糖値が上がりにくい状態に保ち、肥満になりにくいカラダに整えていくことが狙いです。

 

私たちトータル・ワークアウトとしては、この、アトキンスダイエットと、ゾーンダイエットを組み合わせ、さらに日本人に合うようにカスタマイズしながら、食事のメソッドをご提供してきました。

日本人はアメリカ人より勤勉だし元々のカラダのつくりが小さい。だから食事コントロールをすることで、 効率的に結果をだしていけるだろう。ケビンが描いた、日本のトータル・ワークアウトにおける食事のありかたの基本がここにあります。

 

パーソナル・トレーナー 池澤智