パーソナル・トレーナーの、池澤智です。

今日は、エネルギーとはどのように使われていくのか?についてお伝えさせていただきます。まずは、エネルギーが使われる順番について。エネルギーには、第1システム、第2システム、第3システムという、3つの段階があります。第1システムは糖質を使い、第2システムは乳酸を使う。第3システムは脂肪を使います。

つまり、運動をスタートすると、まずは糖質が使われ始め(第1システム)、時間が経過すると糖が酸欠を起こしている状態になり、酸素が必要な体になった時に出てくるのが乳酸です(第2システム)。そして、この乳酸を経て、脂肪を使う第3システムへと移行していきます。

このエネルギーシステムの原理はトレーナーの人たちが、トレーナーになる時に一番最初に学ぶ基礎的な知識の一つになります。今、行なっている運動は、いったいエネルギーとして何を使ってるのか?というのを勉強します。

また、この3つのエネルギーシステムのなかでは、第3エネルギーシステムが、最も長い時間エネルギーとして使われることになります。例えば、100m走る時は、第1システム「糖質」が使われ、800m走る時は、第2システム「乳酸」が使われる。そして、それ以上の距離を走ると、やっと第3システムになり「脂質」が燃え始める。そんなイメージです。

私たち、トータル・ワークアウトのトレーニングにおいては、その中でも、第1エネルギーシステムを使うものを行なっています。その理由は、筋肉を使う「無酸素運動」ができること、そして、私たちの日常において一番取り入れやすかったからです。

この第1エネルギーを使うトレーニング(無酸素運動)は、短時間で行えて、強度を高めることもでき、かつ、結果が出やすい、といった利点がたくさんあります。

痩せるためには、マラソンをはじめとする長時間の有酸素運動が必要と思われる方もいらっしゃいますが、どうして私たちが、無酸素運動のトレーニングを会員様へ提供しているのか?有酸素運動と、無酸素運動の違いを比較してみると、次のようなことが言えます。

例えば、有酸素運動で得られたトレーニング結果は、42時間すると失われ始めるのですが、無酸素運動で得たトレーニング結果は72時間で失われ始めます。無酸素運動は、強度が強いトレーニングを行う分、そのキープ率が高いといえます。

また、有酸素運動は、1時間走ることに慣れてきてしまうと、1時間走っただけでは痩せにくいカラダになってきてしまいます。カラダが順応するからです。一方で、無酸素運動は、トレーニング強度をどんどん増やすことができるため、常に体を変えることができます。

これらの理由により、トータル・ワークアウトでは、効率的に短時間でカラダを変えていくために、有酸素運動ではなく、無酸素運動を会員様へご提供しています。

パーソナル・トレーナー池澤智