パーソナル・トレーナーの、池澤智です。

前回のジャーナルでは、アメリカで広まった3つのダイエットメソッドについて、1990年代の「アトキンスダイエット」、2000年代の「サウスビーチダイエット」、2007年の「ゾーンダイエット」をお伝えしてまいりました。

本日は、さらにそのあと、アメリカの直近10年間におけるダイエットメソッド変遷と、日本においてトータル・ワークアウト がどのようにフードメソッドを構築していったのか?そのあたりを紐解いていきたいと思います。

2016年にはいると、「パレオダイエット」という考え方が出てきました。このパレオというのは、狩猟時代の昔の人たちがやってた食事をそのまま、今の人達に持ってきたら、免疫の高いカラダが作れるんじゃないか?という発想で、

いわゆる加工食品・添加物・化学調味料とかを使わない。そういうものを食べましょう、という考え方に基づいたものです。

果物とかお野菜とか脂肪の少ないお肉、海藻類、ナッツ、健康的な脂肪などを中心とした、低炭水化物食品となど、実は、今のトータル・ワークアウトが提供しているフードの考え方は、この「パレオダイエット」に一番近いものになります。

もう少し分かりやすく言いますと、健康的なオイルだったら摂取していいですよ、ただし、加工度合いの高いものや、アルコールなどは基本的には避けてくださいね。というものです。

自分の体の調子を狂わせるものは摂取しない。少しの食料で長く生きられる、という人間力を高めていく考え方になります。癌治療とかにもこのパレオダイエットが使われたりもします。

少し前ですと、マクロビオティックという手法もメジャーになりました。ご存知の方も多いと思います。ガンにならないためとか、ガンになった人がこれから再発しないために、自分の体の中に変な物を入れない、という考え方です。

ちなみに、「変なもの」の定義は何かと言いますと、ここでは、「カラダを酸化させやすいもの」と位置付けられます。

例えば、肉でいうと、火を通すと焦げができ、焦げついた肉は体内で酸化を引き起こしやすいということです。

だから、なるべく生、もしくは42度以下で調理されたローフードを食べて、焦げた肉は食べない、というのがマクロビオティックです。

パレオダイエットでは、肉は食べるのですが、脂肪の少ないお肉だったりとか、昔の人たちが自分の命を守るために最低限やっていた食事の考え方が中心となっています。

これが現代社会の裕福な食生活をしている人たちに、結構ヒットしています。だからトータル・フーズができたころから、現実味をもち、かつ現代風にアレンジするために、

アトキンス・ゾーン・パレオ、3つのダイエットメソッドの良いところを選択し、組み合わせて作り上げていきました。それがTWのフードの根本的な考え方になります。これらは全て、アメリカから生まれた考え方になります。

パーソナル・トレーナー 池澤智