パーソナル・トレーナーの池澤智です。

ここ数年、パーソナル・トレーナーという職業が日本でも広く知られる時代となりました。

「時代」と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、トータル・ワークアウト設立当時、日本では、ほぼ誰も知らないような職業の1つだったのです。

2001年、トータル・ワークアウトの創設者、ケビン山崎が、米国シアトルから日本に持ってきたのがパーソナル・トレーニング。

日本でパーソナル・トレーナーの育成をスタートしながら、1号店を東京都港区三田でスタートさせたのが、日本におけるパーソナル・トレーナーの発祥となります。

私たちトータル・ワークアウトが、日本におけるパーソナル・トレーナーの先駆けです。

ここ数年では、パーソナル・トレーニングというものが、1つのステータス、流行のように感じられている方もいるかもしれません。そしてこんな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

「パーソナル・トレーナーは、アスリートのための職業でしょうか?」

トレーニングする人=アスリート。そんなイメージは強いかもしれませんね?

実は、パーソナルトレーナーは、米国LA・ハリウッドから、全米に広まった職業なんです。

 

<ハリウッドスターのカラダを作る>

映画「ターミネーター」におけるパーソナル・トレーナーの活躍は、ちょっとしたムーブメントになりました。

女優リンダハミルトンの、出産後26.5%あった体脂肪率を9%まで落とせる人はいるか?そんなオファーがハリウッドから発信され、数名のパーソナル・トレーナーが手を挙げました。

ターミネーター1ではややふくよかで女性らしいカラダをした彼女は、ターミネーター2では精神病棟に入っている役設定のため、かなりハードコア(ムキムキ)なカラダをしており、極限まで絞り、筋肉のラインがくっきりと分かるカラダを表現する必要がありました。

その時採用されたパーソナル・トレーナーが短期間で結果をだしたことにより、ハリウッドではパーソナル・トレーナーの認知、ステータスが一気に上がりました。

女優(俳優)の報酬と比例してパーソナル・トレーナーの報酬も決められていましたので、1本の映画で1人の女優(俳優)を担当すると、だいたい2000万〜程度の報酬を受け取れる。それくらい評価されている職業になります。

弁護士や、医者のように、困ったことを解決できる職業。しかも、肉体に返って来る。そんなすごい職業がパーソナル・トレーナーなのです。

 

<映画の世界から、スポーツの世界へ>

カラダをあれだけ変えられるならば、スポーツ選手に対するパーソナル・トレーニングも効果的なのでは?そんな発想から、コンディショニングトレーナーや、アスレチックトレーナーだけでなく、パーソナル・トレーナーがスポーツ界でも採用されるようになりました。

トータル・ワークアウト創業者のケビン山崎は、スポーツ選手のトレーニングを得意としていました。米国で花形スポーツの1つである、アメリカンフットボールの選手を軒並みトレーニングし、結果を出し続けたことによって、さらに支持を集めた、そんな背景があります。

 

<米国でパーソナル・トレーニングジムができるまで>

ハリウッド女優や、一流のスポーツ選手の周りには、必ずお金持ちのスポンサーがいます。そのスポンサー(=セレブの人)たちは、カラダが変わっていく様子を見ていて、こんなことを言うようになりました。

「ケビン、俺のカラダも変えてよ?」

この一言から、ケビン山崎がパーソナル・トレーニングジムの一号店を、シアトルに設立することが決まり、セレブの人が自分のカラダを変えていくと、さらにその人の奥さん、その友達、その友達・・・と、あっという間に、多くのセレブ達がパーソナル・トレーナーをつけるようになりました。

米国ではこのような流れで、特にセレブが集まるエリアにおいて、パーソナル・トレーナーのステータスは不動のものとなりました。

そんなパーソナル・トレーナー、という職業を私たちが日本でどのように展開していったのか?その辺りをもう少し詳しく、次のコラムでお伝えしてまいります。お楽しみに。

パーソナル・トレーナー 池澤智